Note始めました
反復練習 × 原則の言語化
― 勝たせたい。でも、育てたい。現場でたどり着いた育成方針 ―
はじめまして。
このnoteは、U12〜U15のバスケットボールスクールでの実践をもとに、
「育成」を真ん中に置いた指導の考え方を記録していく場所です。
このスクールで一貫して大切にしている育成方針──
「反復練習 × 原則の言語化」
という考え方についてです。
なぜ「反復」だけでは足りないのか
バスケットボールの現場では、昔からこう言われてきました。
何度もやれば身につく
反復こそが上達への近道
これは、半分は正解です。
ただ、小学生〜中学生年代を見ていると、
こんな場面に何度も出会います。
練習ではできるのに、試合になると使えない
相手や状況が変わると、急に止まってしまう
うまくいった理由を、自分で説明できない
ここに、反復練習だけに頼った育成の限界があります。
恩塚メソッドが教えてくれたこと
私が指導の軸として大きな影響を受けているのが、
恩塚亨さんのメソッドです。
その中で、特に心に残っているのが、
「技術は、原則の上に成り立っている」
という考え方です。
ドリブル・パス・シュート。
形だけを真似しても、
“なぜその選択をしたのか”が分からなければ再現性は生まれません。
このスクールが大切にする「原則の言語化」
そこで、このスクールでは反復練習に必ずセットで行います。
✔ 原則を“言葉”にする時間
例えば、こんな問いを投げかけます。
今の1対1、どんな時が有利だった?
なぜそのパスを選んだ?
DFは、どこを守りたかったと思う?
正解を即座に教えることは、あまりしません。
選手自身が
見たこと
感じたこと
判断した理由
を言葉にする時間を大切にしています。
「教えすぎない」ことも、指導
この年代で一番難しいのは、
「今うまくさせる」
「将来につながる時間を残す」
このバランスです。
すぐに答えを与えれば、
その場の成功率は上がります。
でも、
考える余白を奪ってしまうこともあります。
だからこそ、
反復で身体に染み込ませる
原則を言語化して、判断と結びつける
この2つを同時に育てていきます。
勝ちに行くために、育成を選ぶ
誤解されがちですが、
この考え方は「勝ちを捨てる」ものではありません。
むしろ、
状況が変わっても対応できる
指示がなくても判断できる
中学・高校でも伸び続ける
そんな選手を育てることが、
結果的に“強いチーム”につながると考えています。
このnoteで書いていくこと
今後、このnoteでは
U12〜U15の練習設計の考え方
恩塚メソッドを現場に落とす工夫
試合や練習後のリアルな振り返り
指導者・保護者との共通理解
を、できるだけ現場の温度感そのままで書いていきます。
「正解」を押し付けるためではなく、
迷いながら指導している人の、
ひとつの思考材料になる
そんな場所になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
反復練習 × 原則の言語化。
この育成方針のもと、
子どもたちと一緒に、考え続けていきます。
NOTE ☛ チクタク